考古用語辞典 A-Words

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青花瓜文碗 2010年2月21日更新

青花瓜文碗

【和:せいかかもんわん
【中:
明・清|陶磁器|>青花瓜文碗

明時代・成化(1465-1487)在銘
d:15.5cm
大阪市立東洋陶磁美術
BOWL
Blue and White with Melon Design
Ming Dynasty,Chenghua Mark and Period (1465-1487)
Museum of Orienta1 Ceramics, 0saka
 成化の青花磁器には大作は少なく、また壺のような袋物も稀である。最もよく知られた器形は、この碗のようにロがわずかに外反りになり、低い高台をともなったもので、その美しい姿から欧米でパレス・ボウルと呼ばれている。碗の内外に文様があるものと、外側のみに文様を描いたものがあるが、この碗は見込みを白無地とし、外側に瓜の文様を描いている。やわらかく繊細な筆致に、いかにも成化官窯らしい洗練された味わいがある。類品が何点か知られるほか、景治鎮市内の成化の地層からの出土例も報告されている。出土品、伝世品ともに法量、文様構成などの点でほぼ共通している。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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