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竈 2010年4月8日更新
漢
高44.6㎝
直方体の竈で、側面に長方形の炊き口が設けられ、上面には鍋や釜を掛ける穴が作られている。穴は奥の中央に大型のものが一つ、手前の左右に小型のものが二つ、計三つ作られている。奥の大穴と手前の小穴の間には向かって右から横一列に耳杯・釜・甑・耳杯が順に伏せて並べられ、手前の二つの小穴の間には小さい耳杯が二つと杓子が一つ伏せられている。こうした明器は、過去の人々の食生活を伝えてくれる貴重な資料である。
「参考資料」『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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