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登封観星台 2008年08月14日(木)更新
【和:とうふうかんせいだい】 |
【中:Deng feng guan xing tai】 |
宋・遼・金・元|>登封観星台
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元の至元年間(1264~1294年)に建てられた天文台。宋元時代に製作された天文器械にも大きな成果をみることができる。蘇頌らが, 1088年に製作した「水運儀象台」には,渾天儀,天球儀,計時装置が設けられ,天体の観測,天体の運行,および,時間の標示がセットとされたのである。宋元時代の大科学者である郭守敬が創製した「簡儀」など13種類の天文器械は精度が高く,使用も簡単で当時世界で最も進んだ観測器械であった。彼は27か所に設置した観測台,観測点を主宰したが,その内の2つは遺址が現存する。ひとつは河南省登封県内にあり、台に置かれた器械はすでに失われたが建築物全体はほぼ
昔のまま成されている。もうひとつは現在の北京市内城東の南隅にあり,明清時代にも使用されていた。明の正統7年(1442年),その跡に建てられた観象台がいまもそのまま残っている。器械の部品は年がたって交換されたが現行する器械は清代初めに造られたものである。明代に復元された「簡儀」「渾儀」は現在,南京紫金山天文台に保存されている。出所:「中国古代科学技術展覧 中国科学館」
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