石や木、金属などの文字や模様の部分を凸状に刻す方法。陰刻の対語。陽文ともいう。陽刻を拓本に採ると、文字や模様の部分が黒く、周囲は白くなる。書法史上特に有名な陽刻の石碑として、北魏時代の「始平公造像記」がある。象刻では、印文を陽刻にして押捺すると印影の文字、模様が朱色で表される。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006 関連用語:
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