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小楷恭賀張老年伯栄寿巻 2009年3月20日更新
【和:しょうかいきょうがちょうろうねんはくえいじゆかん】 |
【中:Xiao kai gong he zhang lao nian bo rong shou juan】 |
明・清|彫刻・書画|>小楷恭賀張老年伯栄寿巻 |
王鐸筆
一巻
洒金箋墨書
縦三五・五、全長一五二・九
清時代・十七世紀
上海博物館
王鐸(一五九二-一六五二)には、このように細やかで巧緻な作品は少ない。巻後に書かれた王鐸の題跋をみると、これを書いたのが、崇禎十二年(一六三九)で、まだ明朝に仕えており、経筵講官に任ぜられていた頃である。王鐸は若い頃より楷書は鍾繇を学んでいたといわれるが、この巻の小楷をみてみると、諸家のさまざまな影響が理解される。たとえば王羲之(一一〇三~三六一)の「黄庭経」、王献之(三四四-三八八)の「洛神賦」をはじめ、唐代の楷書作品などをまとめあげ、王鐸独特のスタイルを作り上げている。この巻子は銭鏡塘氏の旧蔵品であった。出所:書の至宝-日本と中国2006
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