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隷書趙構女史箴軸 2009年3月20日更新
【和:れいしょちょうこうじょししんじく】 |
【中:Di shu zhao gou nu shi zhen zhou】 |
明・清|彫刻・書画|>隷書趙構女史箴軸 |
金農筆
一幅
紙本墨書
縦一四九・三 横六二・一
清時代・十七―十八世紀
上海博物館
金農(一六八七-一七六三)は若い頃、鄭燮(一六九三~一七六五)に学び、「夏承碑」から手ほどきを受け、やがて「西嶽華山廟碑」(8)を習うようになって自己のスタイルを形成していった。金農の隷書は重厚な用筆と扁平な結体であり、起筆部分は鄭燮の影響から脱することは難しかったようであるが、全体的には、漢代の隷書を受けるものである。特に注意したいのは、金農のこの種の隷書の多くは、五十歳以前に書かれたもので、それ以後は、さらに独自の「漆書」へと向かっていった。
落款には「宋高宗女史箴、金農書」と記されており、「金農私印」(白文印)、「金氏寿門」(朱文印)「与林□士同邑」(朱文印)、引首印「冬心先生」(朱文印)が押されている。 出所:書の至宝-日本と中国2006
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