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楷書画竹題記冊 2009年3月20日更新
【和:かいしょがちくだいきさつ】 |
【中:Kai shu hua zhu ti ji ce】 |
明・清|彫刻・書画|>楷書画竹題記冊 |
金農筆
一帖
紙本墨書
縦三〇・三 横三二・四
清時代・乾隆二十三年(一七五八)
上海博物館
冊の前には自ら「画竹題記請教」と題簽し、冊の末には「戊寅六月広陵梅谷崔君属銭唐金農避暑専斎書」と記し、「冬心先生」(朱文印)と押している。また、冊中にも「金氏冬心斎印」(朱文長方印)「百研翁」(朱文印、二回)「龍虎丁卯」(朱文印)「金農」(白文印、二回)「古泉」(朱文円形印)「金吉金印」(朱文印)「冬心先生」(朱文印)「金農印信」(朱白文印、二回)「金氏寿門」(朱文印)「金農印信」(朱文印)が押されている。
「戊寅」は一七五八年で、金農(一六八七-一七六三)七十二歳の作品である。金農の楷書は、はじめ顔真卿(七〇九~七八五)を学び、拙厚素朴な特徴をもっていた。後に、隷書の筆意を楷書に取り入れ、横画には波磔のような筆勢まで加えていった。字形は方正で、敦厚、あたかも刻板の文字のようなスタイルである。これもやはり金農の独創によるものである。出所:書の至宝-日本と中国2006
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